C―LOVER(エピローグ 【終止符】 )


何も言えずに そうするよりは
何も言わずに そうすることだ

羽ばたき続ける鳥たちが
時たま 大地を不器用に歩くように
私は 地を這おう

許されないそれよりは
見守るそれに変えて

 変わらぬ愛
 変われぬ愛
 代われぬ愛

本当の意味を 吐露することもなく
本当の理由を 説明することもなく

何も言えずに そうするよりは
何も言わずに そうすることだ

空を羽ばたき 自由に飛べるのは
鳥だけでないことを 蝙蝠がつぼやく

     ※

どれだけ 詩集を編み 贈ったのか
記憶の彼方に 消え去ってしまった

最後に贈った詩集 29歳のボクがいた
29歳までの約束を果たし
見渡せば 球形の荒野
誰かに 近づけば
それは 遠ざかることとなる

ふと 心の隙間に 滑り込んでしまった人へ
詩集を編んでいる間に 肝心の思いは冷め
表現したいとう欲求だけで完成した詩集

作業だったんだ
なぜなら その頃のボクも
過去の作品の編集者でしかなかったから

     ※

その後 15年以上かかって
贈る相手もない詩集
「空気時計を見詰めながら」を
編集・・・全て過去の作品のアーカイブ

     ※

ボクは アワテンボウ だから
慌てるとゲシュタルト崩壊するから
いざと言う時 慌てないように
最悪のパターンと最善のパターンを
想像しておくんだ

最悪でも 最善でも 慌てちゃうからね

その ボクが 予想もしていなかった
最善で 最悪の事件・・・
許されないそれよりは 見守るそれに変えて
心凍らせて 無感動に 振舞う
ボクは 個別的自閉症に なったんだ

     ※

プロローグもないのに エピローグかい?
プロローグは あったさ
CloverをC―LOVERに展開した時点から
誰でも思いつくことだけどね

本当は ずいぶん前から 気づいていたことだけど
ボクは すでにfragmentしか書けないことに
でもね ボクは 過去の作品の編集者だったから
それなりの形には してきたけどね

幾度 プロローグを 刻もうとも
幾度 エピローグを 綴ろうとも
因も果もなく存在する 理由なき黙認が
それなりの形には してきたけどね

     ※

何も言えずに そうするよりは
何も言わずに そうすることだ

・・・と言いながら
何かを表現し続けているね
覚えているかい?

「ありふれた会話―2」だよhttp://jinojin.at.webry.info/200408/article_34.html

『何も言わなきゃいいのよ。
 黙って 私の前から消えればいい。
 でも あなたは それがでない。』

「できるさ。」
『できない。』

空気時計さんは
自分から墓穴を掘る人なのかなって・・・。
自ら地雷を踏んでしまうというか。
何となくそんな気がしました。  
性格って変わらないものです。 
特に恋愛に関しては学習なんて出来ないでしょう。
「最低の男」を好きになってしまったーっと嘆いても、
また「最低の男」を選んだりしてしまうのです。


そのブログの欄外・・・
『互道を持ちながら』
あるいは
「愛、傘からはじまる物語」エピローグ
「君を起訴、賄賂の隘路」エピローグ


このブログの後から「安寧の日記」が始まるのは
偶然でも 何でもない ボクの無作為の作為

何のエピローグであったかは ともかく
このエピローグがあったからこそ
「安寧の日記」はプロローグを迎えたのです

     ※

そして今 ボクは もう一度
エピローグを綴ろう
何かを終わらせるためでなく
何かを始めるために
そして今 ボクは もう一度
エピローグを綴ろう


     ※

止め処なきおもい 調べにのせて
止め処なきおもい うたに託して
オペレッタはオーディエンスを巻き込み
悲喜劇を醸し出す 悲喜劇を燻し出す

バサラでとった ボクの行動のように
800番目のケルンの墓碑銘のように
名もなき空気時計が 仮面の告白が
「真実」と「信実」を和するように

悲しいけど 悲しいけど
それは ボクじゃない
それは ボクなんかじゃない
雨傘は その雨傘は ボクじゃない

君の雨は 君の心に降る雨は
君の雨は 君の雨傘で凌ぐんだ
ボクは空気 砂時計の中の空気
砂の間をすり抜けながら 時を刻むよ

君の雨は 君の心に降る雨は
君の雨は 君の雨傘で凌ぐんだ
ボクは空気 砂時計の中の空気
砂とすれ違いながら 時を刻むよ

時を刻むよ いつかは 刻み終えるよ

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  • 安寧の日記(1/12)回顧録-700

    Excerpt: 客観的に空気時計の詩は 新たなる展開を見せそうもないので 回顧録でも展開をしようかと 温故知新ってところかな Weblog: 空気時計 racked: 2009-01-12 21:48