お医者さんの広告―1


■標榜できる診療科目

お医者さんが標榜できる診療科目って全部でいくつあるかご存知ですか?

広告が可能な診療科名(以下「標榜診療科名」という)は、以下の計38種に限定され、標榜診療科名と誤認を与える事項や他の診療科名は、広告が認められていません。

●政令に定められた診療科名
①医業(33種)

内科、心療内科、精神科、神経科、呼吸器科、消化器科、循環器科、アレ
ルギー科、リウマチ科、小児科、外科、整形外科、形成外科、美容外科、脳
神経外科、呼吸器外科、心臓血管外科、小児外科、皮膚泌尿器科、性病科、
こう門科、産婦人科、眼科、耳鼻いんこう科、気管食道科、リハビリテーシ
ョン科、放射線科、神経内科、胃腸科、皮膚科、泌尿器科、産科及び婦人科

②歯科医業(4種)

歯科、矯正歯科、小児歯科及び歯科口腔外科

●厚生労働大臣の許可を得た診療科名
①医業(1種)
麻酔科
麻酔科を診療科名として広告するときには、許可を受けた医師の氏名を併せて広告しなければならない


でもね、女子高生が生理不順で産婦人科に行くとしたら、まわりの方々から「あそこの娘は妊娠しとる。」などという根も葉もないうわさが起こりがち。
精神科なんかも、多少 抵抗がありますよね。

ボクが調べた範囲では・・・

■標榜診療科名の見直しついて

医療法施行令の一部を改正する政令(案)平成20年1月17日

○ 現在、政令に規定する診療科のうち「内科」及び「外科」を単独で規定するとともに、新たに「内科」又は「外科」と以下に掲げる事項とを組み合わせたものを診療科名として認めることとする。

a 臓器や体の部位の名称
(※)具体的には、頭頸部、胸部、腹部、神経、脳神経、呼吸器、循環器、消化器、気管食道、心臓血管、血管、腎臓、肛門、血液、乳腺、内分泌、代謝その他これらを構成する人体の組織、器官、臓器若しくは身体の部位又はこれらの臓器等が果たす機能の一部であって、厚生労働省令で定めるものとする。

b 症状、疾患の名称
(※)具体的には、感染症、腫瘍、糖尿病、アレルギー疾患その他これらの疾病に属するものとして、厚生労働省令で定めるものとする。

c 患者の特性
(※)具体的には、男性、女性、小児、老人その他患者の性別、年齢を示す名称であって、これらに類するものとして厚生労働省令で定めるものとする。

d 診療方法の名称
(※)具体的には、心療、整形、形成、美容、透析、疼痛緩和、光学医療、移植、薬物治療、生殖医療その他これらの診療行為に属する医学的処置のうち、医学的知見、社会通念等からみて一定のまとまりをもったものとして総称することが適当なものとして厚生労働省令で定めるものとする。

○ その他、単独の名称をもって診療科名とするものとして、以下の診療科名を規定する。
・・・眼科、耳鼻いんこう科、皮膚科、泌尿器科、精神科、アレルギー科、リウマチ科、産婦人科、小児科、リハビリテーション科、放射線科、救急科、病理診断科及び臨床検査科

施行期日は、平成20年4月1日(予定)


医療法施行規則の一部を改正する省令案

(1)組み合わせに当たり必要なルールとして、次に掲げる内容を規定する。
 
① 組み合わせに当たっては、上記aからdまでの事項を複数組み合わせることができることとする。
     
(例)「老人心療内科」(「内科」と「(b)老人」と「(c)心療」との組み合わせ)

② 同じ分類に属する事項については、複数組み合わせることはできないこととする。

(例)「外科」と「(b)老人」と「(b)小児」とを組み合わせて「老人小児外科」とすることはできない。→「外科(老人・小児)」又は「老人外科・小児外科」ならば、標榜可能

(2)組み合わせの要素として、上記aからdまでについて、次に掲げる事項を規定する。

a 人体の部位等の名称として、
『頭部、頸部、脳、気管、気管支、肺、食道、胃腸、十二指腸、小腸、大腸、肝臓、胆のう、膵臓、心臓又は脂質代謝』を規定
  
※その他『頭頸部、胸部、腹部、呼吸器、消化器、循環器、気管食道、肛門、血管、心臓血管、腎臓、脳神経、神経、血液、乳腺、内分泌又は代謝』についても、組み合わせができる(政令改正により措置予定)

b 患者の性別又は年齢を示す名称として、『周産期、新生児、児童、思春期、老年又は高齢者』を規定
  
※その他『男性、女性、小児又は老人』についても、組み合わせができる
(政令改正により措置予定)

c 医学的処置のうち医学的知見等に照らし特定の領域を示す用語として、
『漢方、化学療法、人工透析、臓器移植、骨髄移植、内視鏡、不妊治療、
ペインクリニック又は緩和ケア』を規定
  
※その他『整形、形成、美容、心療、薬物療法、透析、移植、光学医療、生殖医療又は疼痛緩和』についても、組み合わせができる(政令改正により措置予定)

d 疾病又は病態に分類される特定の疾病若しくは病態の名称として、
『性感染症又はがん』を規定

※その他『感染症、腫瘍、糖尿病又はアレルギー疾患』についても、組み合わせができる(政令改正により措置予定)

(3)医学的知見や社会通念等に照らし、不適切な組み合わせとなるものを規定し、標榜診療科名とすることを認めない
例)
➢「内科」と組み合わせることができない名称:整形、形成
➢「外科」と組み合わせることができない名称:心療
➢「小児科」「皮膚科」などの診療科名と組み合わせることができない名称についても、それぞれ個別に規定する。


組み合わせを考えただけでも複雑怪奇?




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