安寧の日記(4/9)医療広告ガイドライン

お医者さんの広告は規制緩和が続き
随分、表記できる項目がふえました。

平成13年・14年の緩和以前は

名   称:空気時計病院
診療科目:歯車科・ゼンマイ科
診療時間:9:00~12:00 13:00~18:00
住   所:○○県○○市○○


この程度しか標榜できなかったのです。
その理由は

①医療は人の生命・身体に関わるサービスであり、不当な広告により受け手側が誘引され、不適当なサービスを受けた場合の被害は、他の分野に比べ著しいこと。
②医療は極めて専門性の高いサービスであり、広告の受け手はその文言から提供される実際のサービスの質について事前に判断することが非常に困難であること。


しかし、その一方で
患者やその家族あるいは住民自身が自分の病状等に合った適切な医療機関を選択することが可能となるように、患者等に対して必要な情報が正確に提供され、その選択を支援する

が必要であり、規制緩和となったのです。

なので、規制緩和となったとはいえ
限定的に認められた事項以外は、原則として広告が禁止
には、変わりないのです。

つまり、表記していいことだけが定められ
その以外のことは、表記してはならないのです。

広告一般については
(ⅰ) 比較広告
(ⅱ) 誇大広告
(ⅲ)広告を行う者が客観的事実であることを証明できない内容の広告
(ⅳ)公序良俗に反する内容の広告
に関しては不可なのですが
医療広告も同様です。

しかし、広告形態も多様化し
例えばミニコミ誌などでは
それが「記事」なのか「広告」なのかの
判断が容易ではありません。

「医療広告ガイドライン」には
医療に関する広告の該当性については、
次の①~③のいずれの要件も満たす場合に、
広告に該当するものと判断するとなっています
①患者の受診等を誘引する意図があること(誘因性
②医業若しくは歯科医業を提供する者の氏名若しくは名称又は病院若しくは診療所の名称が特定可能であること(特定性
③一般人が認知できる状態にあること(認知性


「医療広告ガイドライン」の正式名称は
医業若しくは歯科医業又は病院若しくは診療所に関して広告し得る事項等及び広告適正化のための指導等に関する指針
(平成19年3月30日付け医政発0330014号)

最近、診療科目の標榜に関する政令が施行になり
「医業若しくは歯科医業又は病院若しくは診療所に関して広告し得る事項等及び広告適正化のための指導等に関する指針(医療広告ガイドライン)の改定について」(平成20年4月1日付け医政発第0401040号)により一部変更。

詳細は、厚生労働省HP「医療法における病院等の広告規制について」を参照してください。

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