The fourth line

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箱がひとつ
鍵がいっこ

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大きな箱と
中位の鍵

この鍵では
大きな箱は開かない

大きな箱の中身は
中位の箱と小型の鍵

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中位の箱と小型の鍵
この鍵では
中位の箱は開かない

中位の箱の中身は
小さな箱

小さな箱の中身は
大きな箱の鍵

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答えのないパズル
そして
ボクが書きたい詩の形


■The fourth line


自分以外には
何の意味も持たぬ
「パンドラ月間」

封印された699編
まるで紅砂
砂時計の中の

時を刻み終え
反転されることを
待ち続けている

何度 時 刻もうとも
何度 刻み終えようとも
封印された時空

生けるボクと
逝けるキミとが
忍び逢うために

十九歳のボクが
二十五のボクが
三十二のボクが

その時々に その度ごとに
この胸の奥底の
仄かに明るいもの

暗闇だからこそ
見失わずにいられる
仄かに明るいもの

声にならない声
聞くための耳として
心はあり

見えないけれど見失えないものを
見るための瞳として
心はあり

仄かに明るく
仄かに囁く
キミ 見詰め続けて

最後に箱から
始発と終点とをもたらす
【それ】を待ちながら

行間にあって行間にない
表記にあって表記にない
四行目





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