Archive:愛
変わらぬ愛
変われぬ愛
代われぬ愛
恋の歯車は 二つのものしか 繋がないけれど
愛の歯車は 大勢の人を 同じ方向に回せるよ
だから ボクは 君に恋してる とは言わずに
だから ボクは 君を愛してるって 言ったんだ
恋でなく 愛だから 佇んでいるんだ
「佇む」も動詞なんだよ
移り行く時の流れの中で 佇むってことは
ボクも時の流れとともに 移り行くってことさ
愛し五月まじ
愛しさ 尽きまじ(いとし-さつき-まじ)
少年よ お前ひとりの愛情だけで
少女を 包もうとしないことだ
少女が もっと たくさんの人々の
愛情によって 包まれていることを
忘れないことだ
そして 少女を包んでいる たくさんの人々の
愛情の輪の一部となることだ
――愛すること
人が人を愛すること
人である限りは
人と人の間に生きる
人間であること
――愛すること
人が人を愛すること
人である限りは
男と女であること
そして 男と女も
人と人の間に生きる
人間であること
伝える愛
伝わる愛
つたない愛・・・
家族を愛し 人々を愛し 自分を愛し
そんな自然な営みの中で
自然であろうとすることの 不自然さよ
私を悩ますがいい 私は負けない
私は負けられないのだ
この愛するものたちのために
愛あればこそ ひとは生き
愛あればこそ 人間となり
愛あればこそ いつくしみ 癒され
愛あればこそ 詩(うた)が生まれる
愛したいですか? 愛されたいですか?
どちらが先ですか? 同時ですか?
愛に疑問をぶつけてはいけない
疑問の余地無く 愛は愛
それ以外のものでは ありえない
愛は動詞 でも自動詞でも 他動詞でもない
いわば 自然動詞
愛は憎しみと 表裏一体ではない
愛に裏も表も無い
愛が全てだとは言わない
全てが愛だとも言わない
愛に価値を問うてはならない
無償であればこそ 愛である
私は君を愛す その愛を許容せよとは言えない
だが それが愛である限り 独り善がりではない
言葉にして 伝えようが 沈黙しようが
愛は愛である
でも 愛の証しを 求めてはいけない
ことさらに 求めてはいけない
それは 自然に 自明に 証される
それは 必然に 当然に 証される
「愛する」「愛される」とは言うけれど
「恋する」とは言うけれど
「恋される」とは言わないのは なぜ?
それは 恋は自動詞だから
自分から発するベクトルだから
恋は愛のお試し期間だよ
お試し期間だから
その期間が終わったら
愛に向かうのか クーリング・オフするかになっちゃうね
恋はバーチャルな愛だよ
実態があるようでないから
空しいのかな
恋は空間的 時間的隔たりに 弱いね
愛は空間的 時間的隔たりを 超えられるね
たしかに 君の先天的な遺伝子を
この世に 残すことはないだろう
君の素敵な遺伝子を 残す術は
ないものか?
ボクの心の中の君は
後天的な君の遺伝子かな?
いろんな人の心に中に
君は 素敵な遺伝子を残しているよ
その いろんな人が
全て 死んでしまっても
君の素敵な遺伝子を
誰かに 伝えているから
君は 永遠に 遺伝子を残せる
そう 信じて ボクは君を愛す
これからも ずっと 君を愛す
どうも 男という動物は
恋愛映画を観賞するよりも
恋愛映画を実践することを
好むらしい…
愛は 形ではない
だが 自ずと形となる
恋は 形であろうとする
だが その形を維持することは
まれである
雨が降っているのに
僕の心の広さくらいの傘一本
僕は自分の右肩が
雨に濡れるのを 気に病んでいる
ふと 君に目を向けると
君の左肩は雨に濡れている
自分が 右肩を濡らしている時に
左肩を濡らしていてくれる存在
その存在が愛しく思えてきて
僕はそっと君を だきよせる
愛を語れば 愛は遠のき 心を語れば 心は移ろい
表現が表現でなくなり 私が私でなくなり
表現者を演じながら 演じ切れなくて
表現者でありながら 傍観者になってしまう
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