おもい




言葉は刃にもなれば
言葉は絆創膏にもなる

人に向けた言葉が
自分に向かってくることだって

分かり合おうとして
言葉にして決別することも

言葉に心をのせるから?
心ない言葉だから?

「言葉はおもいを超えられない」
その言葉に反発してしまった僕

自己否定されたようで
自己欺瞞を指摘されたようで

「おもい」が固定されたものならば
不変の「おもい」が存在するのならば

揺らがない「おもい」があるのならば
消えない「おもい」があるのならば

「言葉はおもいを超えられない」
きっと そうだ そうに違いない

「おもい」を文字の形で書き留め
後にその文字を読み返す

「おもい」が変化していたとすれば
言葉がしばしば「おもい」を超える

そんなかつての言葉に負けまいと
新たなる「おもい」へと至る

そして そうして言葉と「おもい」とが
切磋琢磨しながら 相互に超え合う

少しずつ 少しずつ 高みへと
言葉と「おもい」は上っていく

僕は そう思ったんだ


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成美堂出版
斎藤 茂太

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