C―LOVER(アンダンテ 〔歩く速さで〕 )


空白を無理に埋めなくてもいいのです。
白いままで置いておきましょう。


少しずつ 少しずつですが
見えてくるのです

情景描写の殆どない詩を
書き綴る空気時計

ドラマを求めるあまりに
会話を詩中に挿入してしまう
空気時計

指示代名詞「こ・そ・あ・ど」を
多用する傾向と
指示代名詞の指示部分の欠落

その一方で あなたは「転ぶ」という言葉を
よく使う・・・トラウマ 【精神的外傷】のように

漫ろ歩き(そぞろあるき)がしたいのです
同じ歩調で 歩きながら お話がしたいのです

話しながら 歩くのが好き
歩調を合わせながら 歩くのが好き

話しながら 歩くのが好き
人生を 一緒に歩んでいるみたいで


粘土のままのイヴと恋をしていた頃
不思議と 二人とも 常時 傘を持っていて
夜中 漫ろ歩きをしながら いろんな話をしました
とうとう 夜が明けてしまって それぞれの家に帰る
そんなことが 何回か続いたのに  一度も 雨は降らなかった

もし 雨が降っていたら それぞれが 傘を差すのか
どちらかの傘に 一緒に入るのか 
それは どちらの傘なのか・・・考えています

その人とは 人生を一緒に歩むことには ならなかったけど
多くのことを学び 多くのことを伝え合いました

漫ろ歩きがしたいのです
同じ歩調で 歩きながら お話がしたいのです

あなたは 転ぶ かも知れない
わたしも 転ぶ かも知れない

でも すぐに たすけてあげられる
でも すぐに たすけてもらえる

月影に照らされて 影 ふたつ
漫ろ歩きがしたいのです

月満ちるとも 欠けゆき 私のおもいも 欠けゆく
波寄来るとも 引き去り 私のおもいも 引き去り

あなたは 新月の辛さを 干潮の空しさを 耐えられるのか

月欠けるとも また満ち 私のおもいも また満ち
波引去るとも また寄せ 私のおもいも また寄す

あなたは 何を信じて 何を頼りに 待っていてくれるのか


待っているのでは ないのです
同じ時間を刻んでいるのです
同じ空間を移ろっているのです

あなたを信じ あなたを頼りに 
同じ時間を刻んでいるのです
同じ空間を移ろっているのです

太陽のほほえみが 万人にそそぐように
月の満ち欠けも 去来する波も あるけれど
同じ時空を 漫ろ歩きする ふたりですもの












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この記事へのコメント

Clover
2004年08月16日 01:09
夜想曲を奏でないと言った人。 奏でる自分が怖い? それとも・・・その後の事ですか? それはあなたの杞憂に過ぎないかもしれません。         歩いて行きたいです。何処までも・・
空気時計
2004年08月16日 01:19
Cloverさま C-LOVERと題されたブログ。詩集の形になりつつあります。・・・

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