存在理由

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例えば
江戸時代から続く
老舗の和菓子屋の長男

彼の存在理由は
明確かも知れない

先天的遺伝子的にも
後天的意伝子的にも
彼は存在理由への
適合率は高いはずである

しかしその存在理由は
彼の環境が構築したもの
彼自身が構築したものではない

アイデンティティとは
自分で構築し
他がそれを認知するもの
前提として「自分で構築する」
そういったものだと思っている

江戸時代から続く
老舗の和菓子屋の長男
彼が自己の存在理由に抗い
その存在理由を否定する時

否定しても否定しきれない
肯定を見出すのか
否定を全うして
新たな存在理由を構築するかは
彼の生き方そのものとなる

企業は法人という名の人と同じ

ボクの勤務する会社は
その社名に親会社の社名を含んでいる
自ずと存在理由は規定される
親会社の商品を販売する会社として

兄弟会社が存在する
その会社の設立当初の社名は
現在 ボクが勤務する会社の社名と同じ

親会社の商品を販売する会社として
その兄弟会社はスタートした
やがて社名を最初の一文字と
最後の一文字だけの社名とした

親会社の社名は殆ど残さずに
親会社の商品と属する業界の
他商品も販売する会社となった

そして新たに
ボクの勤務している会社は
その兄弟会社の旧社名で
産声をあげた

数年後に35周年を控え
アイデンティティを自己構築するのか
既存のそれに立脚するのか
老舗の次男は苦悩の日々である


存在 / 堀川ひとみ / 名古屋 MUSIC FARM

この記事へのコメント

  • 堀川ひとみ

    あー。
    会社、悩み時なんですか?

    そういうときって
    ワクワクしますよね。
    これからどうなっていくのか・・・♪
    2008年06月26日 14:53
  • 空気時計

    堀川ひとみさま
    …会社が真剣に悩んでくれればと、社員が悩んでいたりして。これからどうなるかワクワクというよりも、いかに滅びの美学を演じるか、再生の時を迎えるかが楽しみです。
    2008年06月26日 23:54

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