輪廻


loop / 堀川ひとみ / 7th Avenue



紅砂の時計が時を刻む

閉ざされた硝子空間の中
上部空間から下部空間へ
落ち行く紅砂が時を刻む

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時を刻み終えれば沈黙する
誰かが反転してくれるまで

同じことを繰り返しながら
ただ時だけを刻む

同じことを繰り返しながら
ボクは時に刻まれる

紅砂がボクにささやく

同じように見える
砂一粒 一粒は
同じじゃないさ
個別の一粒だよ

落ちてゆく砂の順番は
無限の組み合わせさ

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ボクは もう何度も生まれたよ

生まれてから死ぬまでの
輪廻というLOOPの中でさえ

ボクは もう何度も生まれたよ
小さく もう何度も死んだからね

紅砂の時計が時を刻む

人生という
閉ざされた硝子空間の中

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